[iOS 10] ウィジェットデザインの変更点

[iOS 10] ウィジェットデザインの変更点

Clock Icon2016.09.14

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

デザイナーの たなか ゆきこ です。

iOS 10 のウィジェット。

そのデザインについて書いていきたいと思います。 私個人の見解ですので、本当は別の意図がある可能性もあります。

ロック画面でスワイプ

Create Beautiful ExperiencesとDeveloperサイトにもあるので、user experienceの改善が行われている。

ロックのまま各種アプリのウェジットが確認できます。 アプリを直接開かなくても、ホーム画面上で確認できる形なので便利です。

UIとしては、背景ぼかしの白の半透明。 背景が暗くならないのと、白の効果か画面が明るく広く感じるようになっています。

タイトルと本文を背景の透明度で差をつけてあります。

白背景に、黒文字になっていて、なんだかエディトリアルデザインを思い出す。 余白の取り方で、内部のグルーピングをおこなっているあたり、まさにエディトリアル。そのうち、アプリでも文字詰めとかでてくるのだろうか。さすがに厳しいだろうかと変なことを考えてしまいました。

マテリアルデザインでいう紙を意識したメタファーを若干感じました。

コントロールセンター

コントロールセンターは、Night: Shift: が大きめのボタンに変更になっていて、下のボタンは5つから4つへ減っています。

ボタンの 3D Touch で明るさなどが選択できるように変更されていて、UX向上で個人的にいいと思ったのが「アラーム」の設定時間を選択できることでした。

UIで、目を引くのは、画面の向きのロックが「赤」に変更になっている点。並列だった「飛行機モード」「Wi-Fi」「Bluetooth」「おやすみモード」と違う種類のものだと表しているのかな。

AirDropが大きくなり、他機能との差がはっきり、コントロールセンターもスワイプが可能になっており、音楽のウィジェットが単体になって、見やすくなっています。

見た目もスッキリとなり、使い勝手も向上しているのではないかと思います。

iOS1002

まとめ

久々に組版をやりたいような気になりました。もう、昔のように組めない気がしています。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.